コクヨグループのコクヨS&T株式会社とコベルコシステム株式会社は、月締めの伝票や各種通知物など、相手先毎に内容が異なる帳票の一斉配信をサポートするソフトウェア「e-SYOHSI Adaptor for @Tovas / Client」を2月上旬より発売します。これにより、従来は手作業で行わざるを得なかった送信数の少ない帳票や、イレギュラーな対応が必要な業務にも対応し、配信業務の効率化とコスト削減を実現します。
コクヨS&Tでは、これまでも「@Tovas(あっととばす)」を通じてクラウド上のFAX・ファイル配信機能と、自動配信を行うシステム連携のためのモジュールを提供してきました。しかし、2013年に実施した独自調査(※注)によると、90%以上の企業が帳票類の郵送を行う等、実際には手作業による郵送やFAX、メール送信が多くの企業で残っている実態が伺えます。また、お客様からも「宛先の少ない帳票の送信を効率化したい」や「システム化が難しい部門単位の業務コストを削減したい」、「より柔軟に取引先の要望に応えたい」という声が多く寄せられたことから、今回「e-SYOHSI Adaptor for @Tovas / Client」の提供を開始します。
従来、手作業の電子メールによるファイル添付やFAX送信の場合、相手先ごとに内容の異なる帳票は一括送信ができず、宛先の数だけ同じ送信作業を繰り返す必要がありました。本製品では、業務ごとに送信先と送付物を関連付け、送信手段や通知文なども予め保存しテンプレート化することで、相手先ごとに内容の異なる帳票であっても一度の操作による配信を可能にします。また、定型業務を自動化する一方、「目視で送信内容の確認を行える」「宛先ごとに送信を実行するか否かを選択できる」など、これまでの自動送信システムにはない運用の柔軟性を備えています。さらに、「e-SYOHSI Adaptor for @Tovas / Client」は作業者のPCにインストールするソフトウェアなので、ネットワークやサーバーなどシステムに関する専門的な知識・技術がなくても利用でき、導入コストも安価です。
※注 2013年に当社が行った電話調査による(有効回答数110件)
サービスの詳細、特長につきましては、下記のプレスリリースをご参照ください。