IBM i (AS/400)からのダイレクトなFAX送信で、売上増加を支える業務の効率化をシステム面からサポート。ランニングコストを40%以上削減。
日本サニパック株式会社(以下日本サニパック)は、家庭用・業務用ゴミ袋の分野で国内シェア第一位を誇るメーカーだ。高い品質ときめ細かな顧客の要望への対応が支持され、1970年の創業以来、右肩上がりの成長を続けている。多品種で低単価という取扱い商品の特性から、取引関連の明細数は非常に多い。売上の拡大に比例して納品書や出荷案内書等、帳票の量も増加しているが、同社では既存の情報資産とシステムを最大限に活用することで、業務の煩雑化を抑えている。今回は、発注業務に欠かせないFAX送信のシステムにおいて、運用の柔軟性を高めるとともに、月々のランニングコストを40%以上削減することに成功したプロセスについて、お話を伺った。
概要
- 導入の背景 人数はそのまま、でも売上は拡大 システム活用による業務効率化が課題に
- 導入の経緯 基幹システムのAS/400を最大限活用 ハードもデータもまとめて使いやすく!
- 導入の効果 システム開発は1日 ランニングコストを40%以上削減
- 成功要因 ツールをうまく活用し手間とミスを減らす 将来的には他帳票への展開や電子化も
お客様プロフィール
日本サニパック株式会社
設 立:1970年
年 商:106億円(2016年度)
従業員数:69名(2017年4月1日現在)
ポリエチレン製ゴミ袋、食品保存袋、水切り袋、紙製ゴミ袋など、家庭用・業務用のゴミ袋の国内シェアNo.1を占める。日本のゴミ袋メーカーでは唯一となる自社工場を保有し、高い品質管理ときめ細かな顧客要望への対応を強みとしている。伊藤忠商事の100%子会社。