クラウド型の「送信基盤」で、FAXのクラウド化と、郵送の電子化をひとつの仕組みで同時に実現。将来的には100%の電子化を目指す。
オザックス株式会社(以下、オザックス)は、商社として生活産業製品、合成樹脂原料、洋紙など、幅広い製品を取り扱っている。時代と共に変化するニーズに応え、100年以上にわたって顧客から支持される背景には、「商社機能」を磨き続ける企業としての努力があった。現在、同社が力を入れているのは、データとITを有効的に活用する企業構造への変革だ。すでにはじまっている様々な取り組みの中でも、本事例では請求書や注文書、見積書、納品書といった取引関連の帳票に注目。自社保有のFAXサーバと、手作業による郵送業務から、クラウドの送信基盤である「@Tovas」を活用し、自動化と電子化に至った経緯と、同社が目指す将来的なIT活用の展望について取材した。
概要
- 導入の背景 ITの活用は、今後にとって必要不可欠 まずは紙媒体の電子化が基本の「キ」
- 導入の経緯 FAXと電子ファイルの大量配信がひとつの仕組みで可能な信頼性が決め手に
- 導入の効果 当初目標に沿った電子化移行率を達成 業務負担の軽減、スピードアップにも
- 成功要因 周辺業務・システムはクラウドを活用 将来的には100%の電子化を目指す
お客様プロフィール
オザックス株式会社
設 立:1920年9月
年 商:805億円(2015年度)
従業員数:208名
紙・フィルムの調達販売に加え、外食・小売業界等に向け、包装資材や業務用備品・資材を提供。
「新たな価値の創造を通じて、豊かな未来づくりに貢献する」という企業理念のもと、顧客の受発注・支払業務を一手に引き受けるなど、物流やシステムを包括した独自のビジネスモデルを展開している。
[URL] https://www.ozax.co.jp/