連携製品

IBM i (System i、iSeries 、i5 、AS/400) 連携
帳票FAX・ファイル送信ソリューション

IBM i での帳票配信の課題

通常、IBM Power Systems “ IBM i ”(System i、iSeries 、i5 、AS/400)からの帳票出力をFAX・ファイル送信するためには、専用の機器(FAXサーバなど)を導入し、基幹システムとは別に管理・運用する必要があります。そのため、通信費以外に機器の保守費用や運用コストがかかる、IBM i の安安定性と比較して送信システムでトラブルが起こりやすいといった課題がありました。

IBM i 連携 帳票FAX・ファイル送信ソリューションは、コクヨが提供するクラウドサービス@Tovas(あっととばす)と、アイエステクノポートが提供するIBM i 内部でPDFを生成するツールUT/400-iPDCとの連携により、IBM i から直接帳票のFAX・ファイル送信を可能にする他にはないシステムです。

IBM i 連携 帳票FAX・ファイル送信ソリューションでできること

IBM i 連携 帳票FAX・ファイル送信ソリューションでできること

新たなハードウェアは不要でトータルコスト削減

本ソリューションは、IBM i 単体で完結し、FAXサーバー等外部のハードウェアを必要としないことが最大の特長です。コストの心配をすることなく導入でき、すぐに IBM i からの帳票配信を実現できます。
さらに、 IBM i の安定性・信頼性はそのままに、外部に別途PCサーバーを立てることによるリスクをなくし、運用・管理が大幅に軽減されることから、従来システムからのリプレイスによって運用・管理コストの削減が可能です。低コスト、メンテナンスフリーな帳票配信基盤を実現します。

送信結果の一元管理で、送信トラブルの即解決に貢献

従来のFAXサーバ等を立てる方式では、送信情報を確認するにはサーバのログを見るのが一般的ですが、手間と時間がかかるため、このことが専任スタッフを置かなければならない理由の1つとなっています。
一方、IBM i 連携 帳票FAX・ファイル送信ソリューションでは、 IBM i 単体上で送信結果の一元管理が可能です。これにより、送信トラブルの問題発見・解決が即対応できるようになり、さらには、FAX送信時の「個別送信」「自動送信」などの設定も簡単に実現します。

IBM i 単体でグラフィカルなPDF作成が可能

本ソリューションの中核となるUT/400-iPDCでは、スプールのデータを利用し専用オーバーレイでグラフィカルなPDFを作成できます。オーバーレイは新規にデザインができるほか、既存のPRTFのDDSやAPW定義からインポートすることも可能です。
既存のシステム・アプリケーション・帳票をそのままに、PDF変換したアウトプットを有効活用することができるUT/400-iPDCは、 IBM i の処理範囲を拡大し、多種多様なアプリケーションとの連携を容易にするソフトウェアです。

@Tovasで安全・確実なファイル送信

IBM i 連携 帳票FAX・ファイル送信ソリューションを構成するもうひとつのサービス@Tovasは、UT/400-iPDCで生成したPDFをインターネット経由で配信するクラウドサービスです。
『いつ、誰が、何を、誰に、どのように送信し・先方は受信したかどうか』といった情報(情報トレーサビリティ)を、第三者証明が可能な状態で記録・管理できることが最大の特長で、セキュリティの強化に加え、内部統制やJ-SOX法に規定される「情報と伝達」に関する管理・統制・モニタリングの実装を実現します。 IBM i から@Tovasサーバへのデータ受け渡しは、『SSL128bit』技術により暗号化が施され、安全性を高めています。

まずはお気軽にご相談ください。

まずは説明を聞くだけという方も、具体的な導入プランの提案が欲しいという方も是非お問い合わせください。