「老朽化しないFAX」で処理時間を1/10に短縮、エラー時のイレギュラー対応をゼロに。発注業務のスピードアップと信頼性向上を実現。
「品質No.1をめざしたものづくり」を通して、お客様の満足を追求するアイシン化工株式会社(以下アイシン化工)。仕入先への発注書を1日2回、FAXサーバから送信していたが、機器類の老朽化に伴い処理速度が低下。エラーも頻発し課題となっていた。「発注業務の信頼性はメーカーとして事業の根幹に関わる」と考えた同社は、システムリプレイスを検討。自社保有のサーバと比較し、3年後、5年後も変わらない安定性を評価してクラウドサービスへの移行を決断した。現在は伝票@Tovasを活用し、毎回1時間以上、時には2~3時間もかかっていたFAX送信を数分に短縮。送信時のエラーも解消され、担当者のイレギュラー対応にかかる時間工数ゼロを実現している。
概要
- 導入の背景 老朽化に伴い、送信遅延やエラーが増加したFAXサーバのリプレイス
- 導入の経緯 サービスの信頼性、システム連携の容易さから伝票@Tovasを採用
- 導入の効果 FAX送信にかかる時間を1/10に短縮 イレギュラー処理の工数も削減
- 成功要因 納得できるまで議論をつくすこと 必要に応じて今あるものを活用する
お客様プロフィール
アイシン化工株式会社
設 立:1952年2月12日
資本金:21億1,800万円
社員数:1,151名(2014年3月31日現在)
全12社からなるアイシングループの中で唯一化学分野を担うアイシン化工株式会社。「品質至上」の経営理念のもと、化成品、摩擦材、樹脂部品を柱に事業を展開。塗料や接着剤、ブレーキパッドなど自動車に欠かすことのできない様々な部品を開発・製造している。