周辺業務から基幹システムへ、クラウドとアウトソーシングの段階的な活用。納品書の1/4を電子化し、1通あたり約100円のコストダウンを実現。
事業に最適なオフィス環境をお客様とともに協創する富士通コワーコ株式会社(以下富士通コワーコ)は、クラウドサービスやアウトソーシングを段階的に取り入れることで、業務効率化とコスト削減を実現している。実行可能な範囲から少しずつ、しかし確実に取り組むプロセスは、業務改善に悩む多くの企業にとってひとつの指針になるものだ。「基幹システムに手を加えられない」という状況から、それでも納品書の郵送業務改善のため取り組みを開始。現在は25%が電子化されており、1通あたりおよそ100円のコスト削減効果を生み出している。また請求書には、郵送アウトソーシングを活用。段階的かつ継続的な活動により、ジワジワと効果をあげている同社の取り組みを取材した。
概要
- 導入の背景 きっかけは業務の信頼性向上 電子化・自動化によるコスト削減効果も
- 導入の経緯 基幹システムに手を入れず改善を実現 将来を見すえ段階を踏んだプロセス
- 導入の効果 納品書の1/4を電子化 1通あたり約100円のコストダウンを実現
- 成功要因 周辺から基幹へ段階を踏んでクラウド化 継続的な取り組みが鍵
お客様プロフィール
富士通コワーコ株式会社
設 立:1982年10月1日
資本金:4億5,000万円
社員数:216名
富士通グループの一員として、事業に最適なオフィス環境をお客様とともに協創する富士通コワーコ。ICTの利用に不可欠なコンピュータ関連用品や調達ソリューションの提供、最適なオフィス環境の提案を通じお客様の企業価値向上の実現に取り組んでいる。